「あまやどり」は、母と二人の娘たちの織りなす、小さくて不思議な事件を 描いた2010年制作の映画です。 主演は、火田詮子。 2019年5月に、多くのファンと芝居・音楽・映画の制作関係者から惜しまれ 他界されました。私たちStoneEntertainmentの作品でも「あまやどり」を 含めて3本の作品にご出演いただき(声の出演を含めると4本になります) 私たちにとってもご縁の深い役者。 「母が言うんです、ほんとう…久しぶりに日本映画を見たって」 詮子さんが、初回上映に誘われたお母さまの言葉として嬉しそうに話さ れていたことを今でも忘れることが出来ません。 ご出演いただいた中で、ご自身でも印象深い作品として「あまやどり」を 気に入っていただいていた事もあり、今回追悼上映会が企画されました。 ごく小さな小さな上映会ではありますが、どうぞ詮子さんを感じていただ ける上映会に出来ればと考えています。 詮子さんが演じるのは、時代の盛衰の中で廃業を考える和裁師にして2人 の娘の母親。その娘として杏珠有美と美月ノン。母の過去に居座る想い人 にして故人の友禅絵師には、いちじくじゅん。その旧友に詮子さんの公私 においても親交の深い小林保夫。他にも水野印南、米元輝一、くらっしゅ のりおらが脇を固めています。 衣装・大道具には名古屋の演劇界に無くてはならない存在である、服部 道和といしぐろひろこ。そして撮影は、長年StoneEntertainment作品の絵を 作り続け、自身でも監督作品のある山際伸也があたりました。 監督はStoneEntertainmentで2022年現在10本の自主作品を制作し、先 般サンミュージック名古屋制作映画「したまち金魚」を公開したばかりの 小森やすのりです。 今回の上映会は劇団pH-7とアトリエの運営団体pHクラブが主宰する 密室シアター6の一環として企画され、劇団のアトリエ地下劇場で、開催 されます。(劇団pH-7 http://ph-7.sakura.ne.jp/) 芝居が作り出されるその現場で上映される火田詮子の映画…なんとも 詮子さんにふさわしいと感じるのです。 StoneEntertainment 監督:小森やすのり







新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点から、ご入場は完全予約制となっております。

■上映の詳細
日時:2022年12月3日(土曜日)・4日(日曜日)
   11:00~/14:00~/17:00~(開場は上映開始の20分前)
会場:劇団pH-7地下劇場(アトリエ)
   名古屋市中区新栄2-6-5中島ビル地下1階
入場料:1000円
入場は完全予約制・上映1回あたり20名の入場制限
ご予約は上のリンクから予約フォームに入っていただき必要事項にご記入ください。

※新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点から入場時の検温、手指の消毒、観賞時のマスクの着用などをお願いいたします。
また入場者管理の必要があるため入場に際しては完全予約制となっています。お手数ですが、予約フォームから入場の予約を行ってください。



出 演
火田詮子・杏珠有美・美月ノン
川瀬浩二・小林保夫・米元輝一・水野印南・桐なつね・斉藤明・赤井俊哉・石川葉子・菱田一雄

スタッフ
監督:小森やすのり・撮影:山際伸也・作曲:菊地謙大郎
録音:神尾悟朗・衣装:いしぐろひろこ・大道具:服部道和・監督補:久保尚子
制作協力:名古屋市・NPO法人揚輝荘の会・安野亨/フォトギャラリープシュケ
海藤亜紀 トサカネコ舎・相場るい児・中野素芳






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